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スリランカ料理食べに生駒山ハイキングに行ってきた話

皆さん、スリランカ料理を食べたことがあるだろうか?

インド料理屋は割と多く見かけるが、スリランカ料理屋って…あんま見たことないし、そもそもどんな料理なんや?って人も多いかもしれない。ちなみに私がそうだ。

最近、私は関西エリアの初心者向けハイキングの雑誌を購入したのだが、

奈良の生駒山ハイキングコース上にあるスリランカ料理のお店に興味を持った。

お店の名前は「ラッキーガーデン」さん。(お店のHP

というわけで、
スリランカ料理を食べたいがために生駒山ハイキングに行ってきたので、今回はその体験談をお話しよう。

※スリランカ料理のことだけ知りたい方は、目次の「4.」へ飛ぶべし。

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日本最初のケーブルカー、生駒山ケーブルに乗る

時は2021年10月半ば。
もう10月だというのに秋の気配はあまりなく、まだまだ暑い日々が続いていた。

そんなある晴れた日、私は電車に揺られ奈良の生駒市へ向かっていた。

人生はじめて訪れる生駒の地。

生駒駅の改札を出て、生駒山ケーブルへ乗り換える。
2つの駅はすぐ近くにあり、案内表示により初見でも迷わず移動できた。

たどり着いたケーブルの駅は、何だかレトロな雰囲気。

なんと自動改札ではない
そのためICは使えず、券売機の列に並び切符を購入する。

誰もいない改札を抜けて、乗り場へ。

え、何…あの車両?

このケーブル、利用者は子連れがメインなのだろうか?
何か昭和の古い遊園地とかにありそうな感じだな~と失礼ながら思っていたら、どうやら山頂には本物の遊園地があるらしい。(生駒山上遊園地の公式HP

乗り場にいる人々は様々だ。
ハイキングの装いの人、割と普通のおしゃれ着の人、小さい子供を連れた家族。皆それぞれの目的で山の上を目指す。

スリランカ料理を食べることが第一目的の人間は、おそらく私だけだっただろう。
食い意地、万歳!

ブルドックのブル号に乗り込み、出発!
30代女一人だとほんの少し気恥ずかしい気もした。

進行方向とは逆向きの席に座った。
写真ではわかりにくいが急勾配をゴトゴト登っていく。

線路の真横には普通に住宅街がある。
こんな急な斜面上でも、たくさんの人々が日常生活を送っていることに少し驚く。車がないと生活は厳しいだろうな。

山頂まで上がらず、1つ目の駅「宝山寺駅」で下車。

宝山寺駅の構内から見た麓方面の眺め。

この生駒ケーブルは、日本で最初に開業されたケーブルカーだと駅構内の案内板が教えてくれた。
うむ、また一つ賢くなったな私。

無人の改札を出て、さあここからハイキングの始まりだ!

まずは宝山寺。しかしチラ見で終了

まずは、近くにある宝山寺への参道を歩く。

階段が続く雰囲気、なぜだかノスタルジーのようなものを感じる。坂の多い街ってなんか味があっていいなあと思う。

住むのは大変そうだけど、健康には良さそうだ。
かくいう私も今、エレベーターのない4階に住んでいるので割と足腰に良い生活を送っている。

階段を登りきると、そこは宝山寺の入り口。

どどん!とまるで別世界のような、ズラッと石灯籠が並ぶ光景。

少し斜めから撮ってみた。

すごく厳かで、神聖な雰囲気だ。
ここから先は俗世とは切り離された世界ということか。

階段を登り、宝山寺(公式HP)をチラリと見た。

が、しかし境内に入ることはせず、私は回れ右をして立ち去った。

なぜか?
腹が減っていたからだ。

煩悩にまみれた1人の女はこうして、即座に俗世に戻っていったのだった。
この後どんな茨の道が待ち受けているとも知らずに…。

※帰りにじっくり拝観してきたので、悪しからず。

疑心暗鬼のハイキングコース

目的地であるスリランカ料理屋への方向は、山頂への道とは全く異なる。

どの道を行けばいいのか案内を探したが、あるのは山頂への登山道の案内のみ。

「山のハイキングコースなんてどうせ現地に案内あるだろうから大丈夫だろう」と、雑誌を家に置いてきたことを激しく後悔した。

もしや…ハイキングコースというのは、公式ではなくあの雑誌が勝手に言ってるだけなのか?

こんな時は…出番だ、グーグルマップ

示された道を見たが、どう見ても舗装された普通の住宅街の道が続いているようにしか見えない。

「これ…ハイキングコースなの?」

他に道はなさそうなので諦めて進む。
ちなみに所要時間の目安は約30分。

こういう林道みたいなところと、住宅街エリアの繰り返しみたいな感じ。延々とアスファルトの道が続く。

他に誰も歩いていない。
私は1人黙々と汗ダラダラになりながら歩いた。

ハイキングって何なんだろう?という根源的な疑問が湧く。
雑誌に載ってるようなコースだから、もっと自然の中の山道みたいな歩行者専用の道を歩くもんだと思ってた。

歩道はないが、幸いなことに交通量がかなり少ないので、危なく感じる場面はなかった。

↑何かベリー系の実がなっていた。

↑途中あった石材屋さんに、ご時世に合わせてマスクスタイルの二宮金次郎像が。
こういうセンス好き。

↑車が埋もれていた。どういう経緯でこうなったんだ。

↑時折現れる眺めの良い景色。
こういう風景をずっと見ながらのハイキングだと思っていたな。

まあ期待したようなハイキングコースではなかったが、道中の景色を自分なりに楽しみながら歩いた。

約30分後、
私は無事に目的地「ラッキーガーデン」さんにたどり着くことができた。

ラッキーガーデンさんで初のスリランカ料理を楽しむ

さてさて、辿り着いたお店「ラッキーガーデン」さんは…

道路から見たお店の入り口。この石段がお店の入り口。

なんとオープンな屋外のお店だった!フードコートの屋外版みたいな感じ。

広々とした敷地にはテーブルと椅子が点在。屋根付きの半屋外の席もあれば、強い日差しを避けられる木陰の席や、丘の上からの眺めが見れる席があったり。

土曜日のお昼時だったので、結構混んでいた。
他の人々は車で来ているようでおしゃれな格好をしており、私みたいなリュック背負ったハイキングっぽい服装の人は皆無だった…。

↑敷地内にある、かわいらしい案内表示。
ここからスリランカ本場までは7000kmならしい。

ここが注文場所。
建物の中には現地出身のシェフさんもおり、皆忙しそうに料理を作っていた。

頼んだのはカレープレートフレッシュミントティー
ケーキとかも美味しそうだったけど、残念ながら胃袋ってもんには限界がある。しかもすでに胃の調子があまり良くないため、消化を助けるミントティーを頼んでいるという悲しい事態。

カレープレートは中央にライス、周囲にたくさんのおかずが盛られており、これがスリランカスタイルならしい。

私みたいな「あれもこれも食べてみたい」という欲張りさんにはこの上なく嬉しいメニューだ。

これらすべてをぐちゃぐちゃにミックスして食べるのが本場流の食べ方ならしいけど、好きに食べればOK。

おかずには結構辛いものもあれば、ココナッツミルクのまろやかさで優しい味のカレーもあり、それぞれちょこちょこつまみながら食べ進む。

美味い
これはどれも美味い。

スパイスがふんだんに使われているだろうけど、それほど刺激的ではなく何だか体に染み渡る、優しい感じ。あまり油っぽくないからかな?

どれも食べたことのない味だが、どれも好きだなと思った。

スリランカ料理、最高やん。

ミントティーは、敷地内で育てられたであろう摘みたてフレッシュな感じのミントがたくさん入っており、鮮やかな葉の色が目にも優しい。

心地よい風を感じながら、緑いっぱいの中で食事をするのは何と気持ちがいいことか。とても素敵なひとときを過ごすことができた。

道を疑いながらも、汗だくになって一人歩いてきた甲斐があったってもんよ。

最後に

実は帰りに、せっかくなので山頂へ登山しとこうかと思ったのだが…

グーグルマップに表示された道が通れなくなっていて断念。

↑通れなかった道。私道だったらしい。この看板見てイノシシは引き返すのだろうか?

おまけに道間違えたりして結構時間も体力も食ってたし。
やっちまったな~。

ちなみに、この日の総歩数は…2万4,656歩!!
よく歩いた一日だった。

さてさて皆さん、いかがだっただろうか。

今までの私は「どこか行きたい」となったら海外ばかりに目を向けていた。しかしコロナ禍の到来によって、近場でブラリと楽しむということにやっと目が向いた。

皆さんの近場にも、まだ巡り会っていない楽しい場所や美味しいお店がたくさんあるはず。

関西にお住まいの方限定にはなるが、
新しい楽しい体験の一つとして、スリランカ料理や生駒山というのも一つの選択肢としていかが??

ラッキーガーデンさんに行くなら、車ある人は車で行くことを断然おすすめするけどね!

ではでは!

tonamo

一人旅と自然が大好き30代女。
昔からの夢だった海外放浪へ2024年3月ついに出発!通算の訪問国現在10カ国目24地域目のまだまだ未熟な旅人。
このブログでは「もっと世界を自分の目で見てみたい!知りたい!」というブログ主と同じような方の役に立てるよう、旅先での色々な出来事や海外事情を書いとります。
多少口が悪い部分はあるけど、忖度なしでいいと思ったものや正直な感想を紹介しているのでよろしく!

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