「フィリピンってどんなご飯があるの?」
「モアルボアルのパナグサマビーチ、どんな飲食店があるの?」
コロナで海外行けなくても、このように海外のごはんに興味がある人は多いだろう。
今回は「海外ごはん」シリーズとして、
tonamoが2018年フィリピン・モアルボアルのパナグサマビーチに滞在したときに食べたメニューをご紹介!
始めに言っておくが、フィリピンならではのローカルメニューは少な目となっている。
なぜなら、パナグサマビーチエリアは完全に観光客ゾーンといった感じで飲食店もかなり多国籍であり、ローカルご飯以外に食指が向く確率が高かったからである。
(ガイドブックで見たフィリピン料理にそこまで惹かれなかった、というのは内緒である。)
Chili Bar(アメリカン)
初っ端だが、フィリピン料理でなくアメリカンで攻める。
チリバーはパナグサマビーチの中でも結構大きめのお店だ。老舗ならしい。
入り口付近にはビリヤード台やバーカウンターがあり、夜には音楽がズチャズチャ流れ、欧米人たちが集まりウェイウェイしている感じのお店。
しかし、そのウェイウェイゾーンの先は、海にせり出した南国雰囲気満点カフェといった空間が広がっている。
こんな感じのとても良い雰囲気で、昼間は比較的静かで癒しの空間となっている。
ちなみに↑はこのバーのメニュー。
店名がチリ(唐辛子)だからであろう、ゴーストバスターズに出てきそうな感じのいかつい唐辛子野郎がドーンとポージングしている。ビール溢れて指にかかってるのに余裕の笑顔である。
メニューはアメリカンな感じという記憶。
別に激辛料理専門店ではないので、辛いのが苦手な人でも大丈夫だ。
まずは、バナナシェイク。
個人的に南国に来たらバナナやマンゴーのシェイクやフレッシュジュースを楽しむことにしている。日本と違って安いし、フレッシュだし、甘くて冷たくて最高なのだ。
余談だが、
東南アジアではなぜかミロが人気のようである。そう、あの緑色のパッケージのココアみたいなやつ。
個人的には日本ではかなり廃れているような印象だが、海外では違うようだ。
私が東南アジアばかり行くので他地域はよくわからないが、飲食店のメニューにも載っている確率が高いように思う。ファストフードのメニューにもあったりしてちょっと笑った。
スーパーに行っても、日本でよく見る粉末だけでなく、200mlパック入りの6個セットなどが大量に並べられていたりする。大人気やん…。
私は東南アジアに行くと、なぜか魅せられてミロを飲んでしまう。郷に入っては郷に従えスタイル。日本では全然魅力感じないのに不思議だ。
ちなみにアイスやチョコレートなんかもある。
ミロのアイス。結構ウマい。
ちなみにこの写真はタイのバンコクにて。
※海外スーパーにご興味あれば、こちらの記事もどうぞ→バンコクのスーパーで買ったもの【2019バンコク女1人旅⑥スーパー編】
さて、話を戻そう。
チリバーで食べたのはこちら、いかにもアメリカン!なバーガー。
結構ボリューミーなハンバーガーに、ナイフが突き立てられて出てくるといったワイルドな演出。
ジャンク最高!
でかくて食べにくいジューシーなハンバーガーなんて、いかにもアメリカン!って感じ。
実を言うと、
ピザを食べたくてこのアメリカンな店に来たのだが、店員に一人でも食べきれるか聞いてみたら「無理だと思う」と言われたので諦めた。
胃袋の容量に自信のある方はぜひチャレンジしていただきたい。
Cafe Cebuano(イタリアン)
こちらは結構きれいめ雰囲気のお店。
Wi-fiも使えるし、停電日(詳しくは、電気と水道が止まるNo Power Day記事)も自家発電して平常営業していた数少ないお店。
お店の中から見た海と夕日。美しい…。
これはマンゴーシェイク。
なかなか粋な飾りつけである。
こちらでは念願(?)のピザをいただいた。
店員さん曰く「一人でも大丈夫!」とのことで、チリバーでは満たされなかったtonamoのピザ欲は無事満たされたのであった。
頼んだのはイタリアンサラミピザ。
いや~めっちゃ美味しかった。薄めのピザ生地で耳はカリカリ。
シンプルだけど、サラミとチーズの油分が溶け合って最高にジューシーな感じ!美味しくてパクパク食べれた。
また、別日には一人でバーへ乗り込むために酒の力を借りにこの店へ来た。
その時は、つまみに野菜の春巻きを食べたが、これも美味しかった。
Little Corner(フィリピン)
さて、やっとここでフィリピン料理をご紹介。
上の写真の右側、赤い屋根の建物がリトルコーナーというお店。
ここらへんの海沿いにある建物は、大体写真のように海上にせり出した造りとなっているようだ。潮が引けば、お店の部分は完全に砂浜になり、結構先まで歩いていけるようになる。
この写真は午前中の様子で、満潮に近いタイミングのもの。この時は夕方以降に干潮となっていた。
頼んだのは、ガイドブックに載っていたフィリピン料理のアドボ(チキン)。
セットはライスを頼んだつもりだったが…フレンチフライが来た。
店員も忙しそうだったし、「ま、いいか」と食べた。
というのも料理が来るまでの間に、店の隣に観光船(スキューバする感じの船。皆ライフジャケット着けてた)が停まり、韓国人っぽいツアー客の集団がどやどやとお店に来ていたのだ。
しかし肝心の料理のお味は…まったくもって私の好みではなかった。
団体客が来る忙しさ故、最高のパフォーマンスが出せなかったのか、そもそもこんな感じなのか分からない。フレンチフライも塩辛すぎるし、冷めてシナシナだった。
しかしこれが初のフィリピン料理であったため、「フィリピン料理=美味しくない、好みでない」という印象を受けてしまった。
そのため、最終日までフィリピン料理を口にすることはなかった。
Ven’z Kitchen(フィリピン)
次もフィリピン料理。
このお店に来たのは最終日の晩だったが、ここは当たりだった!
初めに食べた上記のフィリピン料理が外れだったので以降ローカルメニューは避けてたけど、もっと早く別の店を開拓しときゃよかったな~と反省。
ここのお店で食べたのは、店員オススメのポークアドボ。
上記のリトルコーナーのアドボが美味しくなかったので、オススメと言われた時は「え」と思ったけど、「お店が違えば味も違うだろう」とチャレンジ。
しかし一口食べて、フィリピン料理へのイメージは見事に一新された。
めっちゃ美味しかった!
初めて食べたものだけで、フィリピン料理の印象決めちゃって…すみませんでした!と土下座したくなるくらい。
見た目は地味なことこの上ないが、豚肉はホロッホロで、ライスとも合う味付け。
これ多分、日本人は結構好きなんじゃなかろうか?
何味か、と言われたら…「アドボ味」としか答えようがない。でも個人的にはめちゃくちゃ好きな味だった。
読者の方も、機会があれば是非ともフィリピン料理にも挑戦してみてほしい。こればっかりは食べてみないとわからない!
店員さんも気さくだったし、お値段も安くていいお店だった。
Lantaw Restaurant(多国籍、アジアンメイン)
このお店は建物の2階部分にあり、お店全体がウッドテラスとなっている。
珍しく、入り口で靴を脱ぐスタイル。
サンダルを脱いだら裸足なので、ウッドテラスの木の感じがダイレクトに伝わり、何だか心地よい。
2階にあるので眺めが良い。夕方の景色を堪能。
頼んだのは、フライドライス。
味の記憶はフィリピンに置き忘れてきてしまったようだが、とてもボリューミーだったことは覚えている。
苦戦しながら食べていると、何と猫が足元に!!
暗かったので、ボケた写真で申し訳ない。
猫に癒やされつつ、無事完食。
ウッドテラスの眺めの良さ+猫が遊びに来るとは、完璧な店だ…うんうん。
Mayas Mexican(メキシカン)
ロッジの並ぶ宿泊施設の、受付のところにあるレストラン。開放的な雰囲気で癒される。
写真は、バナナシェイク。
こちらのお店では、ブリトーを食べた。
結構ボリューミーで、皮はモチモチしていて中のソースもウマかった。
店のおばちゃんは陽気で、近所のご友人たちと談笑(というか爆笑)しており、初対面の私にも笑顔で、その笑っていたネタである画像を見せてくれた。
…完全な下ネタ画像だった。
色々な人種の男性のイチモツが大集合!みたいな画像。
ちょっと可愛くリボンとかつけてたような…。
「うちの旦那のはこれね!」と指差してご婦人方はキャッキャッしていた。
ちなみに、このお店には停電日にもお邪魔した。
詳しくはこちら→【フィリピン】電気と水道が止まるNo Power Day【2018モアルボアル旅行記】
The French Coffee Shop(フレンチ)
こちらのお店は、フランス人オーナーのやっているおしゃれな感じのカフェ。
メニューの横のストローが刺さった黄色いものは、マンゴーシェイクだ。
マヨネーズやマスタードではない。
自分の撮った写真にも関わらず、私自身なぜか毎回調理料に見えてしまう不思議。そう見えちゃった仲間がいたら嬉しい。
このお店へは、バーに行った翌日、完全なる二日酔いから生還を果たした際に行った。
チーズハムクレープを注文。
優しい…色合いからして優しい!
アルコールにやられて死にかけた内臓に染み渡る、フランスのお母さんの味。
知らんけど。
オーナーのマダムも優しい。
コーヒーショップではあるが、肝心のコーヒーは胃の反乱を恐れて頼まず。
海の目の前のジューススタンド
見よ、このおしゃれさ!
きれいな海の目の前!という最高のロケーションにあるジューススタンド。
マンゴージュースを頼んだが、容器すごくかわいい。インスタやってないけど、こりゃ「映え」ってやつですな。
南国の炎天下の中で、美しい海を眺めながら飲むフレッシュジュースは最高だった。直射日光きつかったけど。
飲んだ容器は返却。ちなみに持ち歩き用の使い捨て容器も選べるのでご安心を。
お店はこんな感じ。
注文したら、中のお姉さんとおばちゃんが仲良くおしゃべりしながらフルーツカットしてジュース作ってくれる。
やっぱ産地でいただくトロピカルフルーツは文句なしに美味しい。
最後に
以上、私が2018年パナグサマビーチにて食べたものたちだ。
この記事が役に立ったかどうかはわからないが、少しでも海外のことに興味持ってもらえたり、面白いと思ってもらえたなら嬉しい。
また自由に旅行に行けるようになったら、皆さんもぜひ現地ならではの美味しさをお試しあれ。
ではでは。
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