「冬の石垣島って行くのアリ?夏のイメージが強いけど、冬の楽しみ方ってある?」
「石垣島行きたいんだけど、レンタカーは借りれないんだよね~バスだけで何とかなる?」
こんなことを知りたいそこのあなた!
奇遇なことに、この質素なデザインのブログの主も全く同じことを考えていた。
そして実際に2023年2月という真冬に石垣島へぶらりと行き、路線バスだけで観光してきたので、もう結論だけ先に言っておこう。
- 石垣島は冬でも大いに楽しめる!
むしろ閑散期で人が少ないし、夏のように暑すぎないので昼間でもゆったり観光できるし、超おすすめ!ただし晴天はあまり期待しないほうが賢明。
- 石垣島は島1周もできる路線バスとフリーパスがあるので、レンタカーなしでも観光はできる!ただし、場所によっては本数かなり少ないので要注意!
なぜそう言えるのか、この先を読めばきっと納得してもらえるだろう。
この記事では、そう言えるほどに素晴らしい体験を沢山してきたブログ主の2泊3日の旅程(事前準備も含む)についてザーッと紹介しているので、まずは目次を見てほしい。
実際に行った観光地やお店がどんな感じだったのか、それぞれ頑張って別の記事を書いているので、皆さんの興味ある所だけでも読んでもらえたら幸いだ。勿論、この記事も最後まで読んでもらえたら涙が出るほど嬉しいぞ!
ちなみに、なぜブログ主が冬の石垣島へ行こうと思い立ったのか一応説明しておくと、以下の2つの理由からだ。
・冬の寒さが苦手。度重なる寒波の襲来に嫌気が差し、暖かい場所へ逃避行したくなった!
・ストレスから解放されて、自然豊かな島での~んびり自然に癒やされたくなった!
さあ、前置きが長くなったが、この先をどうぞ楽しんでいってほしい。
冬の石垣島への旅に出るその前に
そもそも、冬の石垣島旅行って楽しめるの?あえて冬に行くメリットは?
「なんで観光シーズンじゃない冬に石垣島なんか行くの?何かあえて冬に行くメリットでもあんの?」という疑問を抱いた方は、まずこちら↓をクリックして疑問を解消してこよう。
旅の手配:楽天トラベル使ってみた
今回、出発の約10日ほど前というかなり直前に、急遽思い立って楽天トラベルのANA楽パックというものを初めて利用して旅の手配を行った。楽天ポイントもANAマイルも貯まるってお得~!!
詳しくは、こちらの記事へ↓
冬の石垣島旅行には、どんな服装を持っていくべきか?
「冬の石垣島って気温どのくらい?何着ればいいの?」と気になった方は、この記事へいってらっしゃい!
旅の記録 1日目
2023年2月中旬。
寒波が訪れる中、寒さが苦手なブログ主の、ブログ主による、ブログ主のための暖かい場所への避難計画が実行に移された。
出発約10日前に手配した急ごしらえの計画ではあるし、なにせ冬の沖縄県に行くのは初めてであったが、久々の旅行にワクワクが止まらない。
関空9:50発のANA便に乗り、本土よりは暖かいであろう石垣島を目指す。
12:40頃、無事に石垣島空港へ到着。
天気は予報通りの曇り。絶好の石垣島日和!というような空模様ではないが、冬なので致し方なし。
石垣島空港にて事件発生
到着早々、血の気の引く事態が発生した。
ブログ主のスマホは楽天モバイルを使用しているのだが…なんと電波が入らない!!
嘘やろ!?石垣島ってまさか…サービス対象エリア外なの!?
確認しようと思ったが、当然ネットがないとそれも調べられない。非情なことに、空港のフリーWi-Fiすら利用登録のためにメール認証が必要で使えないという、まさに阿鼻叫喚の事態。
もう今回の旅ダメだわ、オワタ…
絶望感にまみれたブログ主は、ヤケクソでアイスを食べることにした。空港内のミルミル本舗というジェラート屋で、塩黒糖とバナナ味のジェラート購入。
メンタルのダメージでかすぎてアイスの写真撮るの忘れたけど、味は美味しかった。
↓食べ終わった後に思い出して一応撮った。
その後トイレで、ふと電波が入っていることに気づいた。安堵とテンション上がったのも束の間、トイレから出たら、元の圏外に戻ってしまった。
しかし、ここで「場所によるだけではないか?」という希望が芽生え、空港外に出てみたら…
電波、完全に復帰!よかったああああああ!!
その後は何事も問題なく楽天モバイルは使用できた。
教訓:石垣島空港の中は、楽天モバイルが圏外になる場所がある。
ということを楽天モバイル利用者の皆さんは頭の片隅にでも入れとくといいかもしれない。まあ改善されてるかもしれんけど。
お昼ごはんを食べに、『ヤスとカマーの店』へ
空港を出てまず向かった先は、宿泊先の近くにある石垣島ローカルな雰囲気あふれる定食屋さん。
『石垣島サン・グリーングラス リゾートホテル』へチェックイン
ご飯を食べた後は、ホテルへ荷物を置きに向かった。
今回の滞在は石垣島の自然をたっぷり堪能したかったので、あえて市街地を避けて島の北部を選んだ。ガーデンやハンモックがあり、ゆったり静かに滞在したい人にはぴったりだ。
ただし、ブログ主のようにレンタカー借りない人にはオススメできない。理由は後述する。
レンタカーなし・バス利用者は必見!超お得な『みちくさフリーパス』
ここで、ブログ主の今回の旅の要となる、石垣島のバスが乗り放題となるお得な『みちくさフリーパス』についてご紹介する。
これは石垣島の全路線バスで使えるフリーパスだ。
値段は1日フリーパス1,000円、5日間フリーパス2,000円とかなり安い。
(参考:空港~バスターミナル・離島ターミナル間の通常運賃片道540円)
市街地に泊まる人でも、空港から市街地の往復と、どこか観光に行くのに利用したりすれば5日間フリーパスでも十分元が取れるのではないだろうか。バス乗るたびに現金を準備しなくていいし、見せるだけで乗り降りできるのでとても便利だ。
購入方法は、バス乗車の際、運転手さんに「みちくさフリーパスください」と言えばその場ですぐ買えるし、バスターミナルの窓口でも買うことができる。
★詳しくは→東運輸HPと、石垣市観光協会HPのチラシがわかりやすいのでこちらもどうぞ。
夕飯を求めて市街地へ
まず、ホテルの記事読んでいない方のために事情を説明しておく。
今回泊まったホテル近辺には、夜やってる飲食店もスーパーもコンビニもない。
つまり、レンタカーのないブログ主は、バスが運行している時間内に食料を調達してこないと、さぞかしひもじい一夜を明かす羽目になってしまう。
お店でゆったり晩ごはん食べて、最終バスに乗ればいいじゃないかって?
残念!お店のある市街地からホテル方面への最終バスは、なんと18時半頃だ。
夕飯食べ終わるにはいささか早すぎるので、スーパーで買い出しすることにした。せっかくの旅行なのに、ゆっくり美味しい晩ごはんを食べられないのは正直に言ってかなり痛い。
↑2日目に購入した食料。
後述の『ゆらてぃく市場』で購入したサーターアンダギー2種類とグルクンフライ、右下のでかいクッキー。ファミマのゴーヤーチャンプルー弁当と油みそポーク玉子のスパムおにぎり。
ちなみにこれ、一食分ではなく土産用と翌日の朝食分も入ってるからな、そこ勘違いしないように!
コロナ禍でテイクアウト可能な店が増えているので、そちらを利用した方がスーパーのお惣菜よりずっとよかったかもしれない。
というわけで、今回のホテル含めて自然豊かな島の北部側に泊まりたいという方は、レンタカーを借りることを絶対おすすめする。バスは本数まじで少ない。
もしくは、賢い読者の方はこれを読んでより良い方法を見つけてほしい。
余談:なぜレンタカーないくせに不便な場所に泊まったのか?
↓夜、買い出しから戻った時のバス停近く。
なぜレンタカーもないのに、ブログ主はこの宿に泊まることを選んだのか?
実は、ホテルを手配した段階では、事の重大さに全く気づいていなかった。バス停のすぐ近くだし「バス乗り放題のフリーパスがあるから大丈夫!問題なし!」としか思ってなかったのだ。
後にふと気になって、バスの時刻をきちんと知らべたら、目ん玉飛び出そうになった。
空港より北に向かうバスの本数、少なすぎぃぃぃぃ!!
これはアカンやつか!?と焦りまくって調べた結果、一応なんとか食事や行きたい場所への観光は達成できることがわかったので一安心。
それと、今回の旅の大きな目的が「石垣島の自然に癒やされる、静かな場所に泊まりたい!」だったので、ホテルはそのままにして決行したのだ。ガーデンが自慢で、ハンモックもあるって書いてあったから泊まってみたかったし。
…でも実際に決行してみたら、自分の計画の甘さに少し後悔した。
夕飯調達先として行ったスーパーの品揃えが期待した通りではなかったのだ。もっとお弁当とかあると思ってたんだけど…走り回ってスーパー3軒くらいハシゴしたんだけどねぇ。
ちくしょー、美味しい島のご飯もっと食べたかったぜ!次はもっと上手くやってやる。
ちなみにブログ主は一応免許持っているが、完全なるペーパードライバーだ。つまり、レンタカーなんて運転しようもんなら観光地ではなくあの世にたどり着いてしまう可能性が高い。
ホテル従業員の方々と雑談している際、その話になり「えー石垣島は交通量少ないし練習にピッタリじゃない?」と言われた。なるほど…でも誰か教官役求む。
参考:1日目の移動ルート
旅の記録 2日目
参考:2日目の移動ルート
朝7:32のバスで吹通川マングローブへ行く。
その後、西へ周り川平湾を見て、市街地へ行き夕飯調達して18:20の最終バスでホテルへ戻る、というバスの時刻に縛られまくった壮絶な旅、2日目。
※途中、バスなかったので3時間ほどぶらぶら徒歩あり。詳細はマングローブ記事の後半で。道中見つけた変なもの紹介もしてるよ!
吹通川マングローブ群落と、遭遇した謎な光景
まずは、一度見てみたかったマングローブを見に行く。丁度干潮時刻を狙って行くことができた。
お昼ごはん:八重山そば選手権の受賞歴もある名店『茶房うふた』
バスが丁度いい時間になく3時間ほどブラブラ歩いた後に、辿り着いた八重山そばの名店。美味しかったので、まじでオススメなお店。
石垣島といえばの観光地・川平湾で絶景と、揚げたてサーターアンダギーとアイスを楽しむ
今度はバスに乗り、川平湾を見に行く。
川平湾近くのおしゃれカフェ『Joo Chiat Café(ジュー・チャット・カフェ)』
川平湾を見た後、もう少しゆっくりしたいと思い、見つけた良さげなカフェへ。
女性店主さんと沢山お話し、まさかのナスをおすそ分けしていただいた!
石垣島の野菜を買いに『ゆらてぃく市場』へ
「本土では手に入らない珍しい野菜を買って帰りたい!」ということで、川平湾から市街地へバスで向かい、目指したのは『ゆらてぃく市場』という野菜の直売所。
上記のジュー・チャット・カフェの女性店主さんも「島の野菜を買うならここがオススメ」と言っていた。
閉店時間も近い夕方だったので、中へ急行!
お店の中では沢山の野菜が並べられていた。期待したとおり、本土ではほぼ目にかかることのない、見知らぬ野菜たちが数多くあったので見ているだけでも大いに楽しめた。
↑こんな感じで、食べ方を教えてくれてたりするものもいくつかあった。
こういうのあると、扱ったことのない野菜でも購入のハードル下がって「買ってみようかな」と思えるからいいよね。そしてブログ主のカゴには、しっかりと島らっきょうと青パパイヤが入れられた。
そして…見よ、この大量の野菜たち!!こんなに買ってやったぜ!
『ヤスとカマーの店』で教えてもらったオオタニワタリを発見し2つも買ってしまった。美味しかったし。ジューチャットカフェで言われた通り、パクチー(コリアンダー)もこんなに入ってこのお値段とは!ただ、このパクチーだけは痛みが早く、翌日飛行機に乗って自宅に帰り着いたときには結構傷んでしまっていた。残念…。
↑健康によいスーパーフード的な扱いされてるビーツ売ってるの初めて見たのでお買い上げ。そして、しっかり島らっきょうと青パパイヤ。
旅の記録 3日目(最終日)
参考:3日目の移動ルート
昼過ぎの飛行機で関西に帰る日だ。めちゃくちゃ天気良くなって、まるで初夏みたいだった。
まず空港へ行き、土産物を買う
↓バスに乗る前に、泊まったホテルをバス停からパチリ。
飛行機の予定時刻は13:20である。
しかし例によってバスの時刻が丁度いいのがなく、とりあえず9:18のバスで一旦空港へ行く。これを逃したら、ホテルから空港へ行けるバスはもう飛行機が飛び去った後にしか無い。
しかし、残り時間をずっと空港で過ごすつもりはない。
空港で土産を買いスーツケースに詰めた後、カウンターで預け入れ荷物として先に預けて、身軽になって近くをブラブラしようという計画である。結構賢くない?
まずは空港内の土産物屋で、心のままに石垣島の物産品を買いまくる。
なんで沖縄の土産物ってこんなに心躍るんだろう?と感じているブログ主の同志がいれば嬉しい。空港で買えば重い荷物持って歩く距離は最短距離で済むし、街中で見かけたお土産品は大抵、空港で勢ぞろいして売っていることが多いから時短になると個人的には思っている。
↓買ったものの一部、石垣島の胡椒ピパーチと泡盛漬けの島とうがらし。日常の食卓に石垣島の思い出を。
ブログ主はやっとここで全国旅行支援のクーポンを使い切ることができた。今回の道中では使えるお店に滅多に出会わなかったのだ。市街地の飲食店は対象になっているお店が結構あったようだが、ブログ主は悲しいかなそこでは飲食をしていない。
そして重くなったスーツケースをANAカウンターで預ける。いつも荷物はさほど多くないのでスーツケースの半分くらいは空いた状態で出発し、現地で土産物(大半が自分用)を心置きなくゲットするというのがブログ主の旅のやり方だ。
晴れて身軽になり、最後のお散歩に出発だ!
白保海岸でまったり
向かったのは空港からバスですぐの白保海岸。ここも立ち寄ってみたいポイントであった。
昨日までの北風吹き荒れた2日間はなんだったんだ?というくらい本当いいお天気。というかむしろ暑いくらい。
ここから海岸までは歩いて少々。民家の間を抜け、目の前が開けたらそこが海岸だ。
公衆トイレの前の建物も、赤い屋根が沖縄らしい。
浜辺を少し歩いてみる。
寄せては返す波に癒やされる。
サンゴの欠片が石のように沢山ある。
日差しは割りとあったが、海風が吹いているのでそれほど暑さを感じず、しばし海をぼーっと眺めていた。
昼の時間が近くなり、そろそろ飲食店も開き出す頃。
空港へ行く前にお昼ごはんを食べたい思い、グーグルマップでお店を探し、行ってみたが…
何と「今日予約でいっぱいなんです」と断られてしまった。まじか~と思いつつ、他の店へ行ったら、こっちは休業。なんということだ…
お腹の減ったブログ主は途方にくれた。おまけに昨日までとは打って変わって日差しが強く、暑い中歩き回るのもきつくなってきたので、もうお店探しは断念して空港で何か食べることにした。
再び空港へ
2軒もお店に振られ、お腹をすかせたブログ主は空港のフードコートでそばを食べた。これが石垣島での最後の食事である。
特に感動するような美味しさはブログ主は感じることはできなかった…
今回の旅は、美味しいお店での食事にあんまり縁がなかったので、次はリベンジしてやるぞおお。
まだ時間があったので、スタバでコーヒーを買って展望デッキへ行ってみた。
おおーいい眺め。本当に天気いいなあ…
展望デッキの反対側では滑走路や駐機場が見える。飛行機好きはワクワクする光景だ。
そして、飛行機に乗るため保安検査場へ向かったが、そこにあったのは長蛇の列。小さい空港だから致し方ないのだろう。
しかし待ってる間に、ブログ主の体に異変が起こった。
なんだか体が熱くなってきて、やたら脈拍が速くなってきてしまったのだ。さっきまで何ともなく飛行機とか見てたのに、何だこれは!?
めちゃくちゃ焦った。
まさか、コロナ!?今発症とかヤバいんじゃないか。いやそんな…それとも白保海岸で太陽光のもとブラブラしすぎて、軽い熱中症にでもなっていたのだろうか??何かは分からないが、その後悪化することもなくいつの間にか治っていた。まじで何だったんだろう。個人的には熱中症なりかけ説を信じている。
そして、無事に極寒の関西へ帰ってきた。
関空から外に出て初めに思ったことは「あ~今すぐに石垣島へ戻りたい…寒すぎて泣きそう。」だ。
あとがきみたいなん
↓遭遇した主張の濃い自販機
以上、ブログ主が2023年2月という真冬に石垣島へ行ってきた2泊3日の旅の全容だ。
最後まで読み切ってくれた読者の方がもしいたら、心から御礼を言いたい。
旅行に行ったのは2月なのに、この記事を書いているのが半年後の真夏8月となってしまった。きっと今頃多くの方がシーズン真っ盛りの石垣島を楽しんでいることだろう。
夏に行くもよし、ブログ主のようにあえて冬に行ってみるもよし。
石垣島だけでなく、旅行自体が非日常体験なので、正直どの季節にどこに行っても楽しめるというのがブログ主の意見だ。
旅行に行けば、素晴らしい体験や楽しいことだけでなく、天気が微妙とか行きたいお店が開いてなかったとか、色々ネガティブなことや予想外のことも沢山起こるだろう。そういったこともまるっと含めて旅というものだと思っているので、皆もそれぞれの旅をこれからも楽しんでほしい。
もしも…私がこの石垣島編を書き始めた3月頃から記事の更新を待ってくれていた人がもしいたら…(あまり沢山の人が見ているブログではないので、きっといないだろうと思っているが)大変お待たせして申し訳ない。いつも読んでくれて本当にありがとう!
この間、実はマレーシアに行ってきたし、他にも紹介したい国内のお店もいくつかある。つまりは沢山書きたい記事ネタが溜まりまくっているのだ。カタツムリのようなちまちまとした執筆スピードは変わらないかもしれないが、これからも鋭意作成していくので楽しみにしててもらえたら嬉しい。
ではでは、長ーーーーーーい記事になったが、これにて終わりっ!!
またね~!!
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