
雪の上の落ち葉
「会社に行くのがつらいな…」
「会社辞めたい」
「会社の人間関係がしんどい」
こんな悩みを抱えている方は多いと思います。
このページを見ているあなたも、きっとそのように思い悩み、苦しい毎日を送っているのではないでしょうか。
私tonamoも同じように悩んでおりましたが、悩みに悩んだ末、ついに会社を辞める決意をしました。
皆さんそれぞれ事情があるでしょうし、この記事が何か解決策になるかと言ったら、多分ならないと思います。
まあ、怖いもの見たさで、私という1人の人間の事例を流し読みしてもらえればと思います。
退職を決意するまで
辞めたい理由は、人間関係のストレス
もう何年も会社辞めたいと思ってきました。
理由は、多くの方が悩むであろう人間関係ですね。
仕事の内容自体は正直そこまで苦痛ではなかったですし、好きなもの、やりがいを感じるものもありました。
でも人間関係はね…どうしようもない。
組織の中にいれば、合わない人もいるし、不愉快になることがあるのも仕方ないこと。
だから不満があっても我慢しなければいけないものだと思っていました。
そのため、ストレス対策とストレスに感じる自分の考え方を何とかしようとずっと頑張っていました。
私の体質上、身体的不調(胃腸の不調や頭痛、微熱、倦怠感など)を起こしやすいので、心と身体の二重の苦しみから逃れたくて、必死にストレス対策調べて試しまくってたんです。
本気で辞める方向へ向かったきっかけ
ストレス対策始めてから2年ほど経ち、メンタルもだいぶ安定してきていた2020年10月のこと。
仲の良い他部署の上司と飲みに行きました。
そこで話の流れで「(私の性格が)思ったことズバズバ言うから、敵を作りやすいよね」と言われまして…
正直、今までも同じようなことは言われた事あるので、自分が他人から好かれにくい性格・言動なのは一応分かってます。そもそも良い性格の人でも万人から好かれるのは不可能ですし。
そう分かってるんだけど…
でも今回改めて他人から指摘されて、
「こんなに苦しみを抱えながら我慢しながらずっと頑張ってきたのに、結局こんなふうに言われるんだ。」
と、自分の中で何かがガラガラ~と音を立てて崩壊し始めたんですよね。
自分も相手も嫌いな人達と、これからもずっと同じ場所にいなければならないのか?それ、拷問じゃん。
その日までは、「仕事辞めたい。でも生きるためにお金要るから辞めれない。」と思っていたのが、「仕事マジでもう嫌だ。逃げたい。どうすれば辞められるのか?」へ変わりました。
辞めるため、情報を集めまくった
もともとYouTubeでダラダラ動画見ていたのですが、その日からは副業とか独立、仕事辞めたい人向けの動画を見まくり、情報を集め始めました。
「人間関係が嫌という理由で仕事辞めてもいい」という支えというか背中を押してくれるものが欲しかったのです。やはり、今まで正しいと思ってきた社会のレールから外れるのは結構な勇気が必要だったので…。
同時に、本業辞めてもいいよう、更新も全くできていなかったこのブログもちゃんとしようと改心しました。
とくに私が見まくったのは、マナブさんの動画です。
「こんなに嫌なら仕事辞めてもいいかも」「辞めても、人生何とかなるかも」と思わせてくれ、めちゃくちゃ救われました。
マナブさんの動画をひたすら毎日見続け(仕事の昼休憩や帰宅後)、会社辞めることへの不安や、今後の人生について考え続けました。
当面の生活資金問題について
おそらく皆さんも、仕事辞めたくても辞めれない一番の理由は、お金の問題だと思います。収入源なくなったら生活できないですからね。
私も勿論、当面の生活資金のことが一番の不安でした。
①今後の収入源
会社員として組織の中で生きる方法は自分には向いていないと悟ったので、ブログ含めネットで自力で稼ごうと考えています。しかしとんでもない話ですが、実は現段階で収益は生まれていません!どひゃー
②貯金
コロナで趣味の海外旅行に行けず、幸い貯金は結構増えてました。また財形貯蓄、個人年金にも加入していたので、それらを解約すれば現在の水準で生活しても1年は暮らせるだけの貯金があることが分かりました。
出費減らせばさらに猶予伸びますし。(その後、スマホもやっと格安SIMに変え、節約生活が始まりました。)
つまり、一番の退職への懸念材料である金銭問題も何とかなる!=会社辞めれる!
辞めても貯金で1年は生きていける、というのは個人的に結構な安心材料になりました。まあ、何せ収入ゼロスタートが見えてますからね…
副業で収入ある程度出ている状況まで待ったほうがいいのは明白なのですが、何せもう我慢の限界でした!※他人にはおススメしません。
この後、私がどのような末路となるか、どうぞ楽しみにしててください笑
昨年の私は、今の会社の恵まれた金銭的安定を手放すのが怖かった
— tonamo@旅好き初心者ブロガー (@tonamo_tabizuki) December 4, 2020
転職活動も上手くいかず、1人で生きるためにはどんなに仕事が辛くても我慢しなければと思っていた
2ヶ月前、副業まだ収入ないのに仕事辞める決断をした
あんなに安定を手放すのが怖かったのに…!
考えってこんなに変わるんだなと実感
退職決意!
そして、ついに「辞めよう」と退職を決意しました。
次の迷いは、いつ上司に言うか。
辞めたいタイミングは数ヶ月先なので、今言うのは早すぎるか…。いや後任のことがあるから、早めのほうがありがたいだろう。いや、どうだろう…
と毎日悶々と悩みました。辞めるかどうかの迷いが消えたら、次はいつ言うかの迷い。
2週間ほど所属長に相談するのをためらっていましたが、ついに「これ迷ってるのは精神衛生上良くないわ」と悟り…
やっと仕事辞める意向を上司に伝えれたー!!!嬉しすぎて、今更ですがツイッターはじめてみました。
— tonamo@旅好き初心者ブロガー (@tonamo_tabizuki) November 17, 2020
↑記念すべき日。嬉しすぎて、今まで敬遠していたSNSにもついに乗り出しました笑
初めて所属長に相談した時はかなり緊張しましたが、一切引き止められることもなく、その後話はトントン進みました。あれ?こんなんなの?
いや、面倒な手間がないのはありがたいけど…少し悲しい。
昨日退職願出した。
— tonamo@旅好き初心者ブロガー (@tonamo_tabizuki) November 27, 2020
今日、幹部に「辞めるの?今まで頑張ってきたのに、もったいないよ」と声かけられた。気にかけてもらえたのは嬉しい。
けど私は、毎日辞めたいと思いながら消耗していく日々に、自分の人生の残り時間を使う方がもったいないと思ったから、辞めると決めたんだ。
仲の良い幹部にすぐ声かけられて、嬉しかったですね。ちょっと泣きそうになりました。
例え1人でも、自分の事を気にかけてくれる人がいるということは何と嬉しいことでしょうか。
退職確定後の不安
金銭面への不安
退職願出すまでは、不安も乗り越えて勢いづいていましたが、いざ確定すると…
また不安の波が、しかも以前より強力になって押し寄せてきました。
「上手くいくはずがない。このまま稼げなかったらどうするの?」
「あんなに必死に金銭的安定にしがみついていたのに手放して…絶対後悔するぞ」
と何度も何度も不安や恐怖が打ち寄せ、その度に「私は何てことをしてしまったのだろう…」と後悔や絶望感を感じたりしていました。
でも、不安というのは未知への健全な反応であり、挑戦の証でもあります。
仕事辞めるの確定→自分で稼げるだろうかと不安・恐怖に襲われた。
— tonamo@旅好き初心者ブロガー (@tonamo_tabizuki) November 18, 2020
想定しうるマジでどうもならなかった最悪パターン=飢え死。
冷静に考えたら、嫌々現職続けても、独立成功しても、どのパターンでも行き着く先は結局死の一択のみ。ならそんなに恐れなくてもいいかもって思えた。よし、頑張ろう。
↑この気付きをした後、一瞬不安は収まったのですが、やはりまた暴走し始めたので、
もうこれ以上無駄に悩まないために、不安への回答となるルールを決めました。
「貯金残高〇〇万円になっても稼げていなかったら、バイトする」
はい、シンプル。
私の不安は主に金銭面への不安なので、「どうしよう…」となってもそれに対する答えがあれば、もうそれ以上考え続ける必要がなくなるわけです。
これは結構効きましたね!
不安はまた来ますが、「いや、だからルール決めたじゃん」とその度あっさり撃退できます。
あなたはどう人生を生きたいですか?
さて、皆さんはここまで読んでどう感じたでしょうか。
辞めたいと何十年も思いながらこのまま働くか、
金銭的安定を失っても自分の心が望むままに生きるか。
結論は簡単に出ない話だと思います。
ただ、人生は一度きりです。
自分の心は、どのような生き方を望んでいるのか?
脳は現状維持を好み、変化を極端に恐れ排除しようとします。これは脳の仕組みであり、健全な反応です。
でも、冷静に考えたら、現状維持を選んでも、変化を選んでも、結局行き着くのは「死」の一択なんです。これは生物として生まれた以上避けようがない事実。
我々にできるのは、死に至る過程を選択することだけ。
今生きている時間は、いつだって死ぬまでの残り時間でしかない。
お金は失ってもまた稼いで取り戻せる可能性あるけど、過ぎた時間だけはどう頑張っても取り戻せない。
この先長いから…と考えていても、明日、いや今日このあと何が起こるかは分からない。
かのスティーブ・ジョブズも「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」」と毎日考えていたようです。
私は、毎日辞めたいと思いながら嫌な場所で消耗していく日々ではなく、自分がやりたいと望んだことをして、望んだ場所に行って生きていきたい。
南の島でゆったり波の音を聞きながら過ごしたり、世界中のきれいな景色を見たり、様々な文化に触れたり。
もっと知りたい、見たい、行きたい場所が沢山あるので、場所に縛られず生きていきたいと思ったのです。
会社員として週5日働いて、土日休んで、年に1,2回だけ数日間の短い間の海外旅行に行くだけでは物足りないのです。
もっと自由に、ラクに生きたいんですよね。嫌な人間から離れて、ストレス減らして生きたい。
だから、それが可能な道を選択したいと思ったのです。
挑戦しようが、挑戦しなかろうが、いつか死にます。
さて、皆さんはどう考えますか?
少しでも、皆さんが望むよう生きられますように。
★2022.10 退職後の様子について記事を書きました!
→会社辞めて1年半ほど経った現状【生存報告】
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