
知的好奇心旺盛な旅人の皆様、ようこそ!
YouTubeショート動画で、チェンライという土地が持つ「美しさ」と、背中合わせにある「カオス(混沌)」を駆け足で紹介した。
ここでは動画の補足として、私の脳裏に焼き付いた13のスポットを、主観と少しの知性を交えて紐解いていく。
1. ワット・プラケーオ(敷地内の竹林)

ただの寺院ではない。一歩足を踏み入れれば、そこは都会の喧騒を遮断する緑の結界だ。
風に揺れる竹林の音は、旅で高ぶった交感神経を鎮める天然のバイオハック。まずはここで、旅を受け入れるための「心の凪」を作るといい。
2. チェンライ時計塔

夜になると黄金に輝く、街のへそ。
極彩色のライトアップは賛否あるかもしれないが、このキッチュな輝きこそが、タイという国のエネルギーそのものである。
↓昼間の様子

3. ワット・ローンスアテン(ブルーテンプル)

視界のすべてが「青」にハッキングされる場所。
サファイアブルーの空間に金色の装飾が浮き上がる様は、まるで深海か宇宙のよう。
神秘的という言葉だけでは足りない、脳のシナプスが刺激されるようなサイケデリックな美がここにある。
4. ワット・ローンクン(ホワイトテンプル)

天国ではない、ここは地獄から始まる物語だ。
純白の橋の下から伸びる無数の手、手、手。欲望や執着を表現した現代アートのような寺院は、美しくも恐ろしい。人間の業(カルマ)を突きつけられる、チェンライ観光のハイライトである。
5. チェンライ ナイトマーケット付近の道路

日が暮れると、通りはランタンの柔らかな光に包まれる。
昼間の強烈な日差しとは対照的な、湿度を含んだ夜の空気。旅先でしか味わえない、あの切なくも心地よい高揚感が漂う場所だ。
6. チェンライ ナイトマーケットのグルメ

ココナッツミルクひたひたのマンゴースティッキーライスと、さらにもりもりのココナッツアイス。かなりの重量感。これで50Bとは、チェンライ素晴らしい!
糖質と脂質の暴力的なまでの結合。
だが、旅先でのカロリー計算など無粋だ。濃厚な甘さが疲れた脳を直撃し、ドーパミンを放出させる。これぞ、合法的な背徳の味。
場所は、毎晩開催されているチェンライ バスターミナル付近のナイトマーケット。

7. サンデーナイトマーケット(ダンスの輪)

旅一番の思い出は、観光地ではなく、この場所だった。
サンデーナイトマーケットにて、広場で踊る地元の人々の輪。日本でいう盆踊りだろうか。
空いてたテーブルに座って、屋台で買ったご飯食べてたら、おばちゃん二人組が相席してきた。
そして、なんと見ず知らずの私を、踊りの輪に入ろう、と誘ってくれたのだ!!
おばちゃんたちに振り付けを教わり必死に真似るも、リズム感ないブログ主は壊滅的なダンスしかできなかった。
しかし、そんなことは問題ではないのだ。
言葉など通じなくても、リズムに身を任せて飛び込めば、そこには共通の笑顔がある。「人類みな兄弟」という月並みな言葉が、この夜だけは真実味を帯びて感じられた。
8. ワット・プラケーオ(本堂)

バンコクにあるエメラルド仏が、かつて発見された場所としての歴史的重み。
派手なホワイトテンプルとは対照的に、ここにはランナー文化の静謐な祈りが満ちている。歴史好きならば、この空気感の違いにこそ興奮するはずだ。
9. 猫カフェ CAT ‘n’ A CUP Cat Cafe

絶景もいいが、究極の癒やしは「もふもふ」にある。
タイにも猫カフェがあるとは、驚いた。しかし、異国の地で猫と戯れる時間は、旅の緊張を解きほぐすオキシトシン・チャージの時間。どんな探検家にも休息は必要である。
場所は、チェンライ バスターミナルの近く。
10. ワット・タム・プラー

ここはいわゆる「珍スポット」の類だ。

割と凶暴な猿が我が物顔で闊歩し、奇妙な像が並ぶ。
猿には絶対近づくべからず。過去に、襲われ大怪我した観光客もいたらしい。

洗練された寺院を見た後だと、この泥臭いカオスこそがリアルなタイの姿なのだと気付かされる。美しさだけではない、不気味さと滑稽さが入り混じる空間。
11. アヘン博物館(House of Opium)

かつて黄金の三角地帯(ゴールデントライアングル)が、世界最大級の麻薬密造地帯だったという「闇の歴史」を直視する場所。非常に興味深い博物館である。
なぜ人々はケシを栽培したのか、その経済的背景と悲劇を知ることは、この地を旅する者としての責務である。知の探究なくして、真の理解はない。
12. ゴールデントライアングル(オブジェ)

タイ、ラオス、ミャンマー。3つの国境がメコン川で接する地点。
島国育ちの日本人には、陸上(川)が国境という光景は、新鮮である。地図上の点に自分の足で立つという、地理オタクでなくとも、たまらない瞬間だ。
13. ゴールデントライアングル公園(巨大仏像)

旅の締めくくりは、3国を見渡す巨大な仏像とともに。
滔々と流れるメコン川を眺めていると、国境という人間が引いた線の儚さを感じる。雄大で、少しだけ寂しい、旅の終わりにふさわしい景色だ。
まとめ
以上が、ショート動画の場所についての簡易な紹介だ。
今後、それぞれのスポットの詳細な紹介記事を作成していく予定だ。
単なる観光案内ではなく、知的好奇心を満たす「読む旅」となるよう作っていくつもりなので、完成を楽しみにしていてほしい。
最期まで読んでくれてありがとう。
ではでは!

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