この記事に興味を持ってくれてありがとう!
現在カンボジア放浪中のブログ主だ。
・台北にはどんなグルメがあるかな?
・台北で食い倒れしてみたい!
・屋台からレストラン、カフェなど幅広く行ってみたい!
食いしん坊ブログ主と同じく台北グルメに興味津々な人に向けて、
2024年3月初めての台湾で色々と苦労しながらも、食い倒れしてきた笑いあり涙あり?の食レポをお届けする。
「こんなグルメあるんだ!あ、これ食べてみたいかも!」と楽しみながら読んで、ご自身の旅の参考にしてもらえれば幸いだ。
ただ、忖度嫌いなブログ主による正直な感想なので悪しからず。
ではでは、
人生初の海外放浪1カ所目、台湾・台北での3日間の食い倒れストーリーの始まり始まり〜
Day1
台湾に着いた初日は、夜市でガッツリ食い倒れしてきた。
詳細は前回記事のこちら↓をどうぞ〜
寒い雨の日、台北の寧夏夜市へ行ってみたら…【2024海外放浪②】
Day2
この日は昼から食い倒れ開始。
と言っても節制などしたわけではなく、泊まった宿が朝食付きだったためである。午前中は、宿の共用スペースにてガッツリこのブログ作業を頑張ったぜ。
胡椒餅
胡椒餅とやらが気になるということで、宿から程近くにある小黑炭烤胡椒餅へ。
土曜日の午後1時過ぎ頃だったが、他に誰も客がおらず、パッと見「え、営業してます?」状態。
近づくと店員が出てきたので無事購入できたが、胡椒餅(お値段45元)はタンドリー釜みたいなので保温状態だった。
いつから保温されてたんやろ…と少し嫌な予感。
食べてみると…
長時間の保温で水分飛んで固くなったバリバリの生地!
楽しみに歩いてきたのに、これは悲しすぎる。しかも温度もぬるい。
気を取り直して食べ進めると、中の餡の味付けはしっかり胡椒と八角と思われるスパイスの風味が効いているし、ネギとお肉がゴロゴロ入ってて結構美味しい。
それだけに、一番美味しい状態でなかったのは惜しまれる。
皆さんが胡椒餅を食べる際は、常に出来立てを提供しているお店か、沢山人がいる時間帯を狙うことをオススメする。
ブログ主のように、せっかく食べに来てガッカリしたくないだろうから。
ホルモン入りの麺
MRT雙連駅の近くに市場があり、雨にも関わらず沢山の人で賑わっていた。
その中に、人だかりができているお店があったので、覗いてみるとホルモン入り麺のお店のようだ。
「地元民が集まるお店は美味しいに決まってる!よし試してみよう!」ということで店員に声かけたら、1人だったのですんなり入れた。
案内された席(色々店のものが置いてあるテーブルの隅っこ)から、人が並びまくっているのが見える。
他の人は複数人もしくは持ち帰りだから、私がすんなり座れたのか?よく分からんけど入れてラッキー。
英語は通じなかったが、店員さんの1番オススメらしきものにした。多分、粉腸鹹湯圓麺という料理でお値段120元。
スープはあっさりめの優しい味わい。これは食べすぎて胃腸微妙な時にピッタリだ。
白い丸いものは、餅に包まれた肉団子。しっかり味付けされていてウマい!
ホルモンは少し苦みがあるが、悪くない。
お店の名前は燕山湯圓。食べ終わって出る頃(14時)には、もう閉店のようで片付けをしていた。
蘿蔔絲餅(大根揚げ餅)
さて、次は食い倒れ夜の部のはじまりである。
ブログ主の愛読書↓にて敬愛するひとりっPさんがオススメしていた、大根の入った揚げ餅のお店溫州街蘿蔔絲餅達人へ。
ここは宿からかなり遠いので、意を決して台湾のバスにチャレンジしてみた。
不安だったが、観光客でも利用しやすく便利でびっくり。こりゃバンバン使ったろ!
バスの乗り方などはこちらで詳しく紹介↓
お店にはイートイン用の席はなく、とてもシンプル。
お店のおばちゃんも揚げ餅を食べながらお仕事。こういう日本にはないゆるい働き方を見ると、自由な感じがしてほっこりする。
蘿蔔絲餅35元を購入。
他のお客は持ち帰りが多いようだが、ブログ主はその場ですぐ食べようとした。すると、おばちゃんが「ソースいる?」と聞いてくれ、頷くと
トングでグリグリ穴を開けて、ピリ辛ソースをた〜っぷり注入してくれた。
おお、肝っ玉母ちゃん的で優しいおばちゃんだな!
中にはホクホクの大根がたっぷり!
大根自体にはほぼ味付けされていないようだが、揚げ生地とこの辛いソースと相まって中々うまい。
具が野菜だが、ジャンキーな一品。
さて、食い倒れ夜の部は当然この一品で済むはずがない。次行くぞ、次ぃ!
雞肉飯
師大という大学付近の夜市エリアにある師大雞肉飯專門店にて、雞肉飯(89元)にトライ。
お店はモダンな雰囲気。
雞肉飯って鶏肉を細かく割いてある写真しか見たことなかったけど、ここのは別スタイル。
タレうまいな〜と思って食べてたら、途中からめちゃくちゃ辛くなってきた。
ブログ主は、日本の七味や一味唐辛子は大好きで沢山かけても平気なのだが、どうも異国の唐辛子には耐性がないようだ。
めっちゃ汗出るし涙出るし、苦しくて途中でギブアップ。
食べ物を残すことにはかなり抵抗があるのだが、今回ばかりは無理!!もはや呼吸が苦しい、という毒でも食ったんかレベル。
「我こそは辛いもの大好き!海外のも平気!」という方以外には、マジで勧めない。
食べ物を残す事に関して、少し話がある。
台湾の後タイやラオス、カンボジアを巡っていて沢山の白人達を見たが、皆食べ物残しまくりなんだよな。
作ってくれた人や食べ物に感謝する「いただきます」という概念を持っている日本人の自分としては、理解しがたいのだが…きっと西洋にはそんな考え方など存在しないのだろう。
いや勿論日本人でもそういう人いるけども。
甘いものに助けを求めたが…
辛さに苦しみながら、何か中和するものを!
ということで、近くにあったベーカリー一之軒へ。
キレイな店構えで、人気店のよう。
美味しそうなチョコケーキ50元と安めのお値段!
さらに、貼ってあったポスターで気になった、ヌガーをサンドしたクラッカー15元を購入。
早速店の目の前で立ち食い!
しかし…
あれ、全然美味しくないぞ??
悲しいくらい、美味しくない。
以下、ボロクソの酷評。
【チョコケーキ】
この見た目なのに、何か味薄い。
根本的に「美味しい」と味覚に訴えかける要素が欠けているようにすら感じた。これ、本当に台湾の人にとっては美味しいのか??
【クラッカー】
ネギの入ったクラッカーに、ネチっとした甘いヌガーをサンド!と「しょっぱい×甘い」の組み合わせを売りにしているのだろうが…
肝心の「意外だけどウマいじゃん!」という化学反応(?)は、私の口内では起こらず。
無感動の真顔で「何でこれ合わせたの?」という感想しか出てこなかった。
こういう時だけは、外人みたいに平気で残して捨てれるメンタルが欲しい。
え、ボロクソに言い過ぎ?
いやいや本当のブログ主はもっと毒舌ですぞ。
とりあえず辛さから逃れることはできたので、目的は果たせた。
しかし、モヤモヤするな…
鹹豆漿を夜食に
バスに乗って宿付近まで戻ってきた。
しかし「最後があんな残念だと締まらん!」ということで、何か軽めに食べれるものを探して入ったのがこちら、洪記豆漿大王。我が食い意地の恐ろしさよ。
台湾の朝食として有名ならしい鹹豆漿(40元)を頼んでみた。
ザーサイの塩気や干しエビの風味が効いた、熱々のおぼろ豆腐みたいなもの。
揚げパンが入ってて結構油っぽいが、スッと入ってくる。なるほど、これはうまい。
Day3
さて、本日も午前中は宿でブログ作業をし、昼から食い倒れスタートである。
激ウマ招牌飯
やってきたのは、建弘雞肉飯というお店。
Googleマップの口コミにて、魯肉飯と雞肉飯がコラボした夢のような招牌飯というメニューがウマいとあったので、これは食べてみなければ!
ローカルなお店に多い注文スタイルは、こうやって紙に頼みたいものを書いて店員に渡す!招牌飯65元。
ふと周りを見渡すと、野菜も頼んでいる人が多かったので指差しして追加注文。お値段45元。
旅行中は野菜不足になりがちなので、ありがたい〜。
招牌飯は、めちゃくちゃ好みの味だった!
初日の夜、寧夏夜市のお店で食べた魯肉飯は正直パンチに欠けた味だったし、昨夜食べた雞肉飯は辛すぎて死にそうになったが、
このお店の招牌飯は最高の一品だ!!毎日でも食べたいくらい好きな味。
漬物が添えてあるのもポイント高し。
野菜は多分レタスだと思うが、ニンニクめっちゃ効いたソースでこれまたウマい。
招牌飯も野菜も、どっちも美味しくてテンションぶち上がりのブログ主だった。
ただ、皆このニンニクガッツリ料理を普通に昼から食べるんやな…
ニンニク好きだけど、周りに「コイツ臭っ!!」と思われないか、さすがにちょっと気になってしまう。
ケーキのレベル高い素敵カフェを発見
ぶらぶら歩いていて、雰囲気の良さそうなカフェを発見したので入ってみたら…個人的にめちゃくちゃ大当たりのお店だった!という話をしよう。長くなるけど、聞いてってな?
お店の名前はLine Up Dessert(現地語では獅子甜點)。
入ってみたら、英語が堪能な女性オーナーが対応してくれた。
とても美味しそうなケーキがたくさん!!
どれもキレイで魅力的すぎる…結構なお値段だが、ええいままよ!
オーナーからケーキの説明を受けながら散々迷い、お酒の効いたバーボンチョコレート(220元)とカフェアメリカーノMサイズ(100元)をオーダー。
正直、昨夜の体験から「台湾のケーキ微妙説」が自分の中に形成されつつあったが…
一口食べて感動!!
これは素晴らしく美味しい、ハイクオリティケーキ!
中はムースになっており、チョコとバーボンの風味がどちらも濃厚で、何とゴージャスな味わいだろうか。完全に大人の味だ。
チョコもこだわっていて、ベルギーのものを使ってるらしい。時々塊で入ってるチョコの食感と、ナッツの食感も楽しく、これはまさに至福の一品。
「昨夜のケーキの低レベルさ、何?」と思ったが、ここの4分の1くらいの値段なので…仕方ないか。
さらに嬉しいことに、日本語を話せる女の子の店員さんもいた。
せっかくなので、丁度気になってた台湾のニンニク事情を聞いてみると「結構いろんな料理に入ってるから、皆気にしてない」って。
やっぱそうか〜じゃあ私も気にするのやめよ!
※その1ヶ月後には、もはや一切ニンニクを気にしなくなったブログ主であった。大気汚染で鼻詰まり起こしているのもあるが、普通の料理にでかいニンニク入りまくってるし不可抗力。もう日本には帰れないかもしれない笑
雰囲気の良い店内は、Free Wi-Fi完備だったのでありがたくブログ作業を行った。
しばらく作業していたら、何とワッフルをご馳走してくれた…!
う、嬉しすぎる!
日本のとは違い、フワッフワのほろほろ溶けていくようなワッフルだった。ふわぁ、幸せだな〜。
その後、悲劇が起こる
支払いをしようとしたのだが…
何と、現金が足らなかった!
これは大ピンチである。
残念ながらクレジットカードは受け付けてないお店だ。
「すぐ近くにATM設置のコンビニあるよ」と教えてもらい、完全に動揺しながら走って行った。
一応、貴重品以外のものを置いといて「ちゃんと戻ってきますよ」アピールも。
しかし、ここでさらなる追い打ちが。
何と、コンビニ内のATMは手数料100元かかるとの表示!
状況が状況なだけに焦ってはいるが、さすがに高すぎるやろ!!!
近くのファミマ、セブイレとハシゴしたが同じ手数料だった。
焦りながらもネットを見てみたら、台湾のコンビニではどこもかかるらしい…最悪やん。
近くに他のATMが見当たらず、手詰まってすぐ近くのMRT駅にかけ降りてみたら…やはりあったATM!
そこは手数料の表示はなく、無事にキャッシングできた。
結構時間かかってしまったので「食い逃げしたと思われてたらヤバい!」と、急ぎお店へ。
しかし全然そんなこともなく、オーナーさんは優しかった。
「そういうことはよくあるよ〜。私も、ドーナツ頼んだのにお金ないことに気づいて、そこにいた見知らぬ人にお金借りて、コンビニのATMでお金下ろして返したことあるから大丈夫!」みたいな話をして、フォローしてくれた。
優しい世界…ありがたいなぁ。
話をしていると、ベルギー出身の男性パティシエさんも厨房から出てきて、さらに皆で談笑。
明日九份に移動すると話したら、日本語話せる女の子が、行きつけの美味しいタロ芋餅のお店を教えてくれた。
さらに「九份へは中興復興駅からバスに乗るのがオススメ!」ってことや、そのバスでもイージーカード使えるって情報も聞けたりして、かなり助かった。
本当にお店の皆さん、ありがとう!!
めちゃくちゃ良いお店だったので、
台北で「少し高くても美味しいケーキを食べたい!」という気分になったら、是非行ってみてほしい。ケーキ以外の食事メニューもあるので、そちらもお試しあれ〜。
さらに、翌日のお話
実はブログ主、翌日九份へ行く前に再訪し、チョコ好きのパティシエさんオススメのブランデーチョコレート(240元)も食べている。
だってあまりの美味しさに感動して、高いけど他のも食べてみたくなったんだもん。
オレンジ風味がほんの少し香る、濃厚なガトーショコラみたいなお味。
パティシエさん曰く、チーズが入ってるのでガトーショコラというよりはチーズケーキ寄りなのかな?
彼が「焼いてるからアルコールは飛んでるよ」と言ってた通り、あまりブランデー風味は感じないかも。でもチョコ濃厚でうま〜。幸せでとろけそう。
庶民派であまり高級品を食べたことのないブログ主だったが、「本当に美味しいケーキは甘すぎないし、食べててもしんどくならない」ということを知った。いい経験だった。
おかずを選べる店でハッスル
さて、話を前日の夜に戻そう。
素敵カフェの後、晩ごはんに向けてお腹を減らすため、ローズガーデンに行き自然に癒やされながらブラブラ歩きまくっていた。
その後、近くの丸林魯肉飯というお店へ。
ブログ主の行った当初はかなり混み合っていた。(写真は帰りに撮影したもの)
このお店は、沢山並んだおかずを選んで注文、皿をトレーに乗せていき最後に会計するというシステム。他に、中身の決まった弁当みたいなものもあったが、せっかくなら選びたい!
でも「英語も通じないし料理名も分からんし、どうしたらええんや?あかん、これはちょっと怖い!」
と、しばし尻込みして、列に加われず店内をウロウロ。不審者。
別の店に行こうかとも思ったが、近くになさそうだし、ここで食べてみたい!と勇気を出して突撃。
結果、ゲットした晩ごはんがこちら。
すごい量やろ?これ1人分の食事やで。
はじめに、店のおっちゃんが肉を指しながら「角煮」って日本語で言ってくれて「あ日本語だ、うん角煮ね!」と頷いたら、トレーに追加されてしまった。頼んだつもりではなかったが…まあいいや。
あとは指差しで注文し、調子に乗って選びすぎてしまった。
お会計208元。
金額的にも明らかに頼みすぎている…しかも頼む予定のなかった豚の角煮が、多分70元で一番高い!野菜のおかずが一つ35元、鶏肉のが50元かな?
でも、料理はどれもかなり美味しかった!
初日の寧夏夜市で感じた味付けの薄さや物足りなさは一切なく、ちゃんと心から美味しい!と思える味だ。
危うく台湾料理全体に間違った認識を持つところだったなぁ。
そして、残すことが嫌いなブログ主は、米粒一つ残さずキレイに完食したのであった。完全に満腹である。
タピオカドリンク店で一番人気の品を
その後、またブラブラ散歩しまくって喉が乾いたので、宿近くのタピオカドリンクのチェーン店CoCo都可へ行ってみた。
個人的に驚いたのが、氷の量や砂糖なし等を選べることだ。
てっきり、こういうタピオカドリンクは砂糖たっぷりだからあまり利用したくないな〜と思っていたが、どうやら違ったようだ。
素晴らしい!!他のタピオカドリンク店がどうかは知らないが。
店員さんに「1番人気は?」と聞いたら、予想外のパッションフルーツとココナッツゼリー(ナタデココみたいなやつ)の組み合わせだった。
まあ試してみよう!お値段は60元。
飲んでみると、思ったより酸味はなく飲みやすい味だった。
パッションフルーツの種のバリバリとした食感と、タピオカのもちもち、ココナッツゼリーのコンビネーションがいい感じ!
喉も乾いていたが、フルーツも欲しい気分だったので、まさに丁度いい飲み物であった。
終わりに
さてさて、いつものように長くなってしまったが、ブログ主による台北での3日間食い倒れレポートは以上だ。
何か一つでもあなたの役に立つ情報があったなら幸いだが…
なかったらすまん!
次回は、台北で泊まった宿の紹介を書こうと思っているので、よかったらまたお越しやす〜
(エセではない、ブログ主は京都出身である)
ではでは、最後まで読んでくれてありがとう!
ごきげんよう!
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